2016.07.15

まだあったかくて変な感じ

みるみるうちに冷たくなって

一張羅だった背広を着せて 左手に煙草を持って 左胸にはハーモニカをさしていつもハットをかぶってたから右胸にそっと置いた. 聞く限りでもこんなに波瀾万丈な人生の人私は知らない でも幕の閉じ方はこんなにカッコよいのか、、、と思った 人生がそうさせた?わからない でもとても粋で綺麗な姿だった
身体のなかに綿をつめた 看護師でプロの母は躊躇なく自分の父親のお尻の穴からズボズボと刺した でもそこに感じたのは冷静とか冷酷よりもあったかい愛  お化粧:エンゼルメイクは赤をよく使う 人は死ぬと赤がなくなる
私がよく赤を求めるのは無意識に生きているのかな
姪っ子や甥っ子たちはよくわかっていないような少し分かっているような... 起きるの?と聞いてきたりお空に行っちゃったの?何で冷たいの?って聞いたり 怖いって言ったり 全部正直なout putだと思う
泣いたり笑ったり忙しい人たち それは私もしっかり血に刻まれてる おばあちゃんは涙の波におぼれたりもするけどさすが関西人 「もうしばかれへんくなるから今のうちにしばいとこ!」ってぺちぺちやったりして みんな一人にしないからねと思っている
骨になった姿を見たときなんとも言えない気持ちになったな
私はこのあと歌う予定があって この雲がかったような気持ちを封印すべきか滲ませるべきか 考える余裕もなく時間はすぎてただただ死が前にいてほんとのほんとの最後はやっぱりありがとうしかなかった

 

そして私には覚悟をくれた