サイ

水のなかにもぐり水色をながめた なんで透明なのにこんなに水色をしているんだろう?って不思議なきもちになって

生きるために必要な泡たちがいろんな形・大きさをしていることがわかる

音は聞こえない音が聴こえた、3.4にあったヨルチャでのライブのよる 鍵盤の調律師さんとおはなしできて「音はいつも ど真ん中に合わしてゆくのですか?」と尋ねたら「音のど真ん中というよりは楽器が一番よく鳴る場所に合わせていく」というのを聞いて嬉しかった


「あなたの腕も骨と水でできていて弾くと振動するでしょう、」って私の腕をコツンとして 「ピアノだってそう、あなたの身体のこの振動の粒が似てるから楽器に近いんだろうね」と言われたとき びっくりするぐらいに込み上げてきた中にたしかに水の存在はあって、 「このピアノは古いから木が乾いてるの」と聞いたとき 私はいつも“音を乾かす行為”をするしなんかめちゃくちゃ腑に落ちた


納得いかないことだらけの毎日で 音はおおきく深く頷かせてくれる 人の価値観のなかでしっかり揺らぐことなく泳いでいける人はかっこいいか?溺れそうになってもがいてる人は美しいのか、美しさと醜さを安易な対角線で結んでしまうほど2択ではないことを感じていたい...