ゴールデン物語

2016.11.06  朝起きたら

すぅっと出るだろうと思っていた声は 重い重い石を押してようやく放たれるような声だった。今夜はよだまりえちゃんが呼んでくれた大事な大事なライブがある⚪︎どうしよう...とついつい弱音をもらしてしまいそうになる、でも絶対によい時間に する!したい!の気持ちだけはある、


とにかく行かなきゃと  その間で魔法がかかったりするだろうと 強気で無責任な夢をみたり やっぱりこわくなり心がどんどん縮んだ 不安定な行き道で隣に深い海の色の瞳をした人が座ったその人も風邪をひいていたのか苦しそうだった  私は何年か前に苦しんだ咳喘息みたいな感じになってきて 一度咳をしだすと止まらなくなってしまって席を外れたりした


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ライブは自分でも驚いたけどまったく苦しくなくてむせたりもしなかった、なんでだろう?

日中やリハのときは あんなに出しにくかったし、

歌い終わったら すぐにまた苦しくなった。

お客さんに うたうときは声が違うところから出てるんじゃない?と言われたけど そんな言葉を信じたくなるような出来事だった。


ハスキーになりすぎた声はやっぱりもどかしさもあって本当に申し訳ないなと思ったけど今しか出せない声にも興味があった 自分がこの状況でどんなライブをするのか、、、扉に隠れて斜め後ろから見ている気持ち○

とはいえ ぜんぜん100%じゃなかったのを痛感してるから とても悔しかったしやっぱり この運命を引き連れてきたこと ごめんなさいを何度も思った


篤さんは やさしそうな人だったけど中にどんな味の詰まったお饅頭なのか分かりにくい不思議な人だった、でも 色んな感情の経験をしている人には魅力がくっついてくる というのをうたを聴いてすぐに感じた○

福島ではどんな風に篤さんの声が響いてるのかな、福島県もいつか行ってみたいな


よだまりちゃんの歌で


ありもので作るごはん  名前のない料理


といううたがあってとても好き

まりちゃんのあたたかさが にじみでる

映像学科だったという彼女が撮っていた素材を開場〜開演までの間に スクリーンで流しているのがとてもよかった、そのとき流していたmix CDを帰り道でもらった○ めちゃくちゃうれしい、、、


夜を散歩しながら 東京は都会だけど懐かしさもあるような古いというか そんな話をした


たくさん  ごめんなさい  と  ありがとう

また 歌いに来たいです○